マザーボードの同梱品やパッケージをチェック
まず自作PCを作る最初の作業となるのがマザーボードの組み立てである。買ってきた、注文したマザーボードの箱を開けていこう。そして箱の中にはSATAケーブル、マニュアルなど必要なものが同梱されているはずだ。後々、確認したり使うので必ずなくさないように保管しておこう。
そしてマザボ基盤には保護剤が必ず貼られている。残っていると動作しないので開梱と一緒に保護材もしっかりと剥がすようにしましょう。またヒートシンク上の保護材は貼り付けておいたままにすると焦げて異臭や故障の原因になる絶対に剥がすようにしよう。
マザ−ボードの同梱品ではマニュアル、ドライバー、DVD、バックプレート、SATAケーブルなどが同梱されている。使うパーツなので捨ててはいけない。
マザーボード組み立ての注意点
CPU、メモリなどパーツが小さいものはマザーボードに組み込んだ上でPCケースに組み込むのが一般的だ。CPUを載せる部分はマザボのソケット部分。ソケット内には無数の針があり、その針に合わせてCPUを接続するようになっている。外寸はズレないように開発されているのがソケットの針に手が触れないように細心の注意を払って組み込むようにしよう。
またCPUを開封しても保護材などがついてる可能性があるので組み込む前に確認して保護材があれば剥がすようにしよう。そしてCPUの裏側は組み込む部分でもありデリケートだ。絶対に触れないようにしておこう。
(1)マザボのソケットを開放する
最初はCPUを組み込むソケットの開放をする。
プラスチックの保護カバーを取り外したうえでソケットの脇にあるレバーを外すと開放できるようになっている。レバーを上げて開放すると金属カバーが自由に可動できる。ソケット内部に触れないよう注意を払い、外側をもってヒンジ側に引き上げていこう。
(2)CPUとソケットの向きを揃えて組み込む
CPUとソケットの向きについては外枠の凹みを合わせれば正しい向きとなる。横から載せるのではなく真上から力を入れずに優しく載せるようにすると上手くいくぞ。
(3)固定金具を戻す
CPUがしっかりと枠内に綺麗に組み込めれば金属カバーを戻すようにしよう。この時も力を入れずに優しくカバーを戻すのが重要だ。
(4)金属カバーをロックして完了
(3)で金属カバーを戻した作業が完了したら金属カバーのロックを忘れずにしよう。もしロックの途中で違和感を感じたり、何かに挟まった感触がある場合はロック作業を中断してCPUの設置が正しいか、向きはいいか…などを再度確認するようにしよう。基本的に何もトラブルがなければロックはスムーズにできるはずだ。
自作PCのマザーボード編の序盤はまずCPUを組み込むこと。
CPUはデータ処理を全て担うパーツになるので慎重に取り扱うようにしよう。少しでも違和感があったら作業を中断して原因を取り除くことが大切になるぞ!